悠斗:
愛しのプリンセス。どうか僕の気持ちを受け取って下さい。
悠斗:
今からご覧頂くものはほんのさわりに過ぎませんが……僕の思いを形にしたものです。
悠斗:
さぁ、窓の外をご覧下さい。
チヒロ:
きれい……。高層ビルひとつひとつがこんなに光り輝くなんて……。
悠斗:
ここから見える高層ビルは、事前にすべて買い取っておきました。
チヒロ:
えぇ!!!?そ、そんな馬鹿な……。
悠斗:
これが今日僕の贈る、貴女へのプレゼント。
悠斗:
このイルミネーションは、すべて貴女のためだけに灯っているのですよ。
悠斗:
貴女への気持ちの、ほんの一端です。
チヒロ:
これがすべてわたしのため……。本当に夢みたいだよ。
チヒロ:
わたし、このきれいな光景を絶対に忘れない。ありがとう、悠斗くん。

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