TOKYOヤマノテBOYS

HONEY MILK 早期特典版 特典CDエピソード

「ヒミツのヤマノテBOYSトーク」

運命の七日目を明日に控えたその日、
プリンスたちは集まって、プリンセスと過ごした日々を振り返る。
それは、彼らだけの、ヒミツのお話――。

虎太郎

ベリーちゃんの手を握ったときは、どんなカンジだった?

歩夢

えっ? 手を握ったときって?

虎太郎

とぼけんなよ! おまえベリーちゃんに、こう背中側から
寄り添った状態で、手取り足取りしてたじゃんか!

歩夢

そ、そんなっ。おれ全然そんなつもりはなくて……!
お姫様があまり将棋を知らないみたいだったから、
どこに駒を動かせばいいか、直接教えようとしただけで……

虎太郎

にゃーに赤くなってんのさ。んな言い訳はいいっての。
ここにはオレっちたちしかいないんだし!
で、実際、どうたった? ベリーちゃんの感触!

歩夢

感触って……。そ、そりゃ……やわらかい手だなぁって……

虎太郎

くっそー! うらやましい!
自然なスキンシップがうらやましすぎる!

歩夢

こ、虎太郎だって、普通にお姫様と手つないだりしてたじゃない。
合同デートのときとかさ

虎太郎

それとこれとは、違うの!
後ろから寄り添ってってのが、ポイント高いんじゃんか!

悠斗

百瀬君も、なかなかにあなどれませんね

歩夢

も、もうっ、なんか、ちょっと
恥ずかしくなってきちゃいましたっ。
二人の話も聞かせてくださいよっ。ほら、虎太郎っ!

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