TOKYOヤマノテBOYS

SUPER MINT 数量限定版 特典DVDエピソード

「プリンスたちがクラスメートだったら」

もしも、プリンスたちがクラスメートだったら。
キャンプやプール開き、放課後にみんなで下校……
プリンセスのために尽くしてくれる、夢のような一時。

プリンスたちがクラスメートだったら・キャンプ

ルーシー

姫、こんな太陽の下にいたら、肌を痛めるよ。
ルーシーと一緒に日傘に入ろう

拓海

こら磯野! いきなりプリンセスを抱き寄せるなど失礼だろう。
第一、俺は君と彼女の相合傘など認めることは出来ん

拓海

まずは黒板に書いた互いの名前に
手書きの傘をかけることから始めてもらおう

伊織

だからツッコムとこ、ちげーっつーの!
オマエらいい加減にしてよな。
早く作らねーと、昼飯食い損ねるだろうが!

拓海

そうだ! 俺としたことが……さっそく作業に戻らねば。
待っていてくれ、プリンセス。君のために美味い米を炊いてみせよう!

伊織

おお、頼むわ。んじゃ、オレは材料を切る。
待ってろよ、プリンセス。オマエのために、
めっちゃ美味いメシ作ってやんよ!

ルーシー

せいぜい頑張って

ルーシー

……え? 姫はいいんだよ、手伝わなくて。
面倒くさい作業はあの二人に任せて、
ルーシーと一緒に涼んでいよう?

ルーシー

……ふう、そんなに手伝いたいの?
どうせあの二人は、姫にカッコイイところ見せたいだけなんだから、
ほうっておけばいいのに。
わかった、ルーシーも手伝うよ

ルーシー

大丈夫。日焼けなんか気にしない。
ノンケミカエル・オーガニックなウォータープルーフの
日焼け止めを塗ってあるから

ルーシー

……それに、学園のイベントで
ルーシーの隣に姫がいないなんて、ありえない

ルーシー

なんでもない。なんでもないよ。さあ、行こう

プリンスたちがクラスメートだったら・プール開き!

伊織

おい、プリンセス。そのバケツの水、どこまで運ぶんだ?

伊織

持ってやるって。これは、男の仕事だろ?
オマエにやらせるわけにはいかねーよ。
ほら、貸してみ。……よっと

伊織

いーんだよ、オレが持ちてぇの。
ただでさえ、わかめだらけで足元すべるんだしよ。
ほら、気を付けねーと……って、あぶねっ!!

拓海

大丈夫か? プリンセス

伊織

あ……

拓海

水に濡れたプールの底は危険きわまりない。気をつけてくれ。
さあ、ゆっくり体勢を立て直すといい。
その間、俺がこのまま支えていよう

拓海

ん? どうした桐嶋。
早くプリンセスの代わりにバケツを運べ。
彼女のことなら心配はない、俺がずっと傍で守るからな

伊織

へっ、ナイト気取りかよ。
だったらそれは、オレのポジションだろ。
バケツはオマエが運んでくれ

拓海

断る。君は傍にいながら、プリンセスを守れなかったではないか。
彼女を託すわけにはいかない

伊織

コイツはオマエのもんじゃねーっつの

拓海

君のものでもない。
俺はこの先一生、彼女と共に生活をし、添い遂げる覚悟をしている

プリンスたちがクラスメートだったら・放課後

伊織

あっちいなー。途中でアイスでも買ってかね?
あそこの駄菓子屋でよ

拓海

下校時の寄り道は関心しない。しかも買い食いなど、もっての他だ

伊織

んな堅いこと言うなって

ルーシー

ルーシーはキリーに賛成。姫も暑がってるから、水分補給は大事だよ

拓海

し、しかし……

ルーシー

ジョーは姫が、脱水症状を起こしてもいいっていうの?

拓海

そういうわけではないが……わかった、今日は見逃そう

伊織

んじゃ、決まりだな

ルーシー

姫、どのアイスにする? 奢るよ、キリーが

伊織

オレかよ!?

拓海

ご馳走になるぞ、桐嶋

伊織

オマエもかよ!?
わーったよ、ここはオレが持つから、好きなの選べオマエら。
ほら、プリンセスも、どれがいい?

伊織

ん? いいって、遠慮すんな。こういう時は、カッコつけさせろよ。
ここでオマエにだけ奢らないとか、マジありえねーから。
……お好きなものをどうぞ、プリンセス?

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