……チッ、見りゃわかんだろ。
つか、なんでテメェは俺に付いてくんだ。
ぶっ殺すぞ、チャラ男。
オレだって好きでオマエと一緒に
行動してるわけじゃねぇし。ピリピリしてんじゃねぇよ。
ってぇ! なんで蹴るんだっつの。
だったらオマエが、あっち行きゃいいだろ?
俺が先にあの女を追いかけはじめたんだ、
テメェはどっか余所を探しまわってろ。
俺についてくんじゃねぇ。
オマエについてってるワケじゃねぇっての。
オレはプリンセスを追いかけてんだよ!
あっち行っても、プリンセスいねぇじゃん!
馬鹿が馬鹿なりに、頭使ってんじゃねぇ!
いるかもしれねぇだろ、ほら、行けよ……!
じゃあオマエが行けよ!
オマエがあっち行ったら、オレも追いかけねぇし!
オレはこっち行くし!
……チャラ男、
テメェとは一回決着をつける必要があるみてぇだな。
ああ? ……いいぜ、相手になってやんよ。
オマエを倒して、プリンセスを手に入れてやるぜ……!